7月の初め、それは突然やってきた。
職場についていつものように自販機に向かい、いつものように温かいお茶を・・
「ない・・」
自動販売機に1つだけあった温かいお茶がとうとうなくなりました。
「急に冷たくなりやがって・・」
お腹がまあまあデリケートな私は、いつも温かいお茶を飲んでほっと一息ついてから、仕事に取り掛かるのがルーティーンだったのです。仕方なく冷たいお茶を購入しました。
「常温になってから、飲もう。今年もとうとう夏が来たか・・」
自分にとって夏の初まりを感じる瞬間は、蝉の声でも海開きでもなく、温かいお茶が自販機から消えた時かもしれません。
しばらくしてその自販機の前を通ると、その自販機のまえにじっと立ち尽くす男性の姿がありました。やがて何も買わずにその場を離れ、歩き出す男性・・
心なしか、うなだれているようにも見えました。
もしかして、お仲間？
正直買わなかった理由は分かりませんが、何となくシンパシーを感じてしまいました。
お仲間はどのくらいいるんだろう？
気になっていたら、こんな記事を見つけました。
意外と多い！夏も自動販売機で温かい飲み物を販売してほしい人は4割以上
なんと、4割以上の人が夏でも自動販売機で温かい飲み物を販売してほしいそうです！
思った以上にお仲間がいた！
これを読んだときは嬉しかったですね。とうとう私たちの声が、世間に届き始めたかと。夏場でも建物内はエアコンが効いていて、けっこう冷えることもありますからね。
でも実情、自分の職場の自動販売機にはもう温かい飲み物は売っていません。自販機は多数設置されているんですが、全滅でした。
デリケートなお腹の自分にとっては、なかなか大変なご時世でございます。
そんな自分を横目に職場の先輩は、ペットボトルの中身を凍らせたキンキンに冷えた麦茶をごくごく飲んでいました。憧れです、あの飲みっぷり。
子供の頃はスポーツドリンクを凍らせて飲んだりしても平気だったんですが、今はそんなことする勇気はありません。
私からの提案
今や時代はダイバーシティ、多様性を尊重する時代です。ジェンダーの平等も推進され、様々な面でボーダーレスな時代へと変わってきています。
なのになぜ、自動販売機の飲み物の多くはこの時期一斉に「つめた～い」になるんでしょう？なぜ夏だから冷たい飲み物だけ販売しとこうと、きっちり線引きをするのでしょうか？
ラーメンは夏場に冷やし中華も食べますが、熱いラーメンも食べるじゃないですか！様々な事情もあるのかもしれません。でもせめて、建物内の自販機くらいは通年温かい飲み物を販売してほしいんです。
もう少し私たちの「夏でも温かい飲み物が飲みたいんです・・」って声に耳を傾けてほしいんです。
というわけで、私からの提案です。SDGsの18番目の目標に
『夏でも自動販売機に温かい飲み物を』
と掲げてもらいたいのです！
私はこの目標が達成された時こそ、本当の意味での多様性の時代の到来だと思っています。
・・ダメですかね？
結論
とりあえず水筒に温かいお茶をいれて持っていきます。大きく出すぎました。いろいろ言って、すいませんでした。
伊藤園のこの粉茶はかなり優れもので、お湯を注ぐだけですぐ溶けます。スプーンでかき回して溶かす必要もないので、手間いらずです。
時間がないときに、カップに入れて飲むにも便利です。良かったらお試しください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
