梅雨の時期にコロナ自粛も重なって、お家時間が増える今日この頃。
家にずっといると、スマホをいじったり、パソコン作業をしたり、同じ姿勢でずっと動かないことも多いと思います。
そんな時、適度に体を動かして気分転換にもなるけん玉がおすすめです!
けん玉の発祥はフランス?
昔からけん玉に似た玩具は世界各地にあったようですが、けん玉のルーツとなったのは16世紀のフランスの玩具のビルボケと言われています。
確かに、けん玉っぽいですね。フランスの玩具がけん玉のルーツと知るとなぜか、おしゃれに見えるのは私だけでしょうか(笑)
日本では江戸時代のころから遊ばれ始め、現在日本ではけん玉人口は300万人とも言われています。
昔から世界各地で遊ばれ、今も多くの人がハマるけん玉には人を惹きつける魅力があるに違いありません。
けん玉の健康効果
けん玉には、様々な健康効果があるようです。
- 集中力アップ
- ストレス発散
- 運動不足解消
- 手と脳の目の連動性を高める
- 足腰の強化
- 認知症予防
など、色々とあるようです。
実際アスリートの羽生弓弦選手が試合前にけん玉で集中力を高めているようですし、いま絶好調の大谷翔平選手や多くのアスリートがけん玉を趣味やトレーニングの一つとして取り入れているようです。
天候や場所を選ばずにいつでもどこでもすぐできるけん玉はアスリートの皆さんにも重宝されているようです。
けん玉を買って、やってみた。【感想】
私自身数年前、家にいる時間が長くなり、仕事のストレスなども重なり、何か気軽に気分転換できるものを探していました。
そんな中で、目に留まったのが山形工房さんのけん玉、『大空』シリーズ。カラフルでおしゃれなけん玉に魅かれ、私はソリッドカラーの緑を購入。
商品が届くと、けん玉のほかに取扱説明書と替え糸も付属されていました。早速けん玉を手に取ると、感じたのは木の手触り感の良さ。
最近割りばしくらいしか木に触ってないななんて思いながら、なんとなく懐かしささえ覚えました。
そして、音。遊んでみると、コンッ、ココンッと木の心地よい音がします。耳からも癒される感じです。
遊んでいるうちにだんだんとコツが分かってきました。けん先で玉を受け止める『とめけん』という技が決まった時は、「やった!できた!」と嬉しくなりました。
気づいたら、いつの間にか時間が経っていて、完全にけん玉にハマっていました(笑)
それからというもの、パソコン作業の合間とか、ちょっとした時間にけん玉で遊んでます。コーヒーブレイクならぬケンダマブレイクとして、いい気分転換になっています。
難しい技にもチャレンジしたくなり、球の方を持って、けんをキャッチする『飛行機』という技に何度もチャレンジしました。
技が決まった時は「俺、すげえな」とドヤ感がハンパなかったです。
けん玉をやっている時は姿勢も良くなります。姿勢が良くないと技も決まりにくいです。あと思った以上に膝を使います。
玉をまっすぐ引き上げて、うまく受け止めるには膝の屈伸が重要ですね。足腰の強化にもなりそうです。
けん玉は、目の前にある玉に意識を集中しないと技が決まりません。ですから自然と余計なことを考えなくなります。瞑想をしているような感覚に近いかも。
けん玉で遊んだ後は、結構スッキリしていることに気が付きました。そういった意味で、気分転換に最適なツールだと思いました。
けん玉初心者でも続けられる理由
とはいえ、けん玉って難しそうだし、どんな技があるのかも分からないからすぐ飽きそう。そういう人もいると思います。
でも安心してください。私が購入した山形工房さんのけん玉は専用のアプリがありまして、これをインストールするとけん玉の握り方から技のやり方など、動画で一つ一つ丁寧に解説してくれます。
なので、一人でも動画を見ながら練習すれば、きっと上達します。
その他にもイベント情報やけん玉教室の紹介、オンラインレッスンなど、コンテンツが満載のアプリとなっています。
まるで山形工房さんに『けん玉に興味をもってくれた人にぜひ楽しんでもらいたい。私たちがあなたを全力でサポートします!』と語りかけられているくらいの意気込みが、アプリを通して伝わります。
けん玉の普及
日本では現在、日本けん玉協会とグローバルけん玉ネットワーク(GLOKEN)という2つの団体がけん玉の普及に尽力されています。
日本けん玉協会の特徴
こちらの団体ではけん玉道の級位と段位を設けていて、全日本けん玉道選手権大会など各種大会を開催しています。
こちらの団体ではけん玉検定を設けていて、けん玉ワールドカップを毎年開催しています。
賞金も出ます!
けん玉がテクノロジーと融合。電玉とは?
けん玉もどんどん進化しています。
こちらの『電玉』は本体と専用アプリ(無料)をBluetooth接続して楽しむ、次世代型のけん玉です。オンラインで対戦バトルやゲームが楽しめたり、けん玉検定が受検可能となっています。
DENDAMA JAPAN CUPといった賞金の出るプロ大会も開催されています。
けん玉もeスポーツとして進化しているようです。
自分なりの楽しみ方をみつけよう
最近のけん玉はカラフルでファッション性も高く、若い人たちにも人気ですね。彼らのテクニックは凄すぎて、これがけん玉かと驚かされるばかりです。
一方で昔若者だった方々も、けん玉を楽しんでいます。
誰でも自分なりの楽しみ方があるのがけん玉の懐の深さであり、長く愛される理由の一つでしょう。
私みたいに気分転換にちょこっと触って楽しんだり、高度な技にどんどん挑戦したり、インテリアの一部として飾っておくのもいいかもしれません。
あなたも、自分なりの楽しみを見つけてみませんか?